学業との両立はできますか?

隊活動は月1~2回、主に日曜日のみとなりますので、頻繁に時間を取られるわけではありません。

また、ボーイスカウト活動の軸となる教育制度である「班制度」「進歩制度」を通じて、「主体性」や「自立心」「リーダーシップ」などが養われるため、学習やクラブ活動にも良い効果があらわれるはずです。ちなみに、受験勉強を終えたスカウトたちは、異口同音に「受験勉強中に頭と身体をリラックスさせるのにとても役立った」と言ってくれます。

また、最近の教育界では、大学入試制度の改革の流れの中で、学習(認知能力)面だけではなく、非認知能力(「思いやり」「協調性」「やりぬく力」「社交性」「自制心」「勤勉性」など)を磨くことの重要性がうたわれています。上述の「班制度」や「進歩制度」といった教育制度を有するボーイスカウト活動は、こうした「非認知能力」を養う絶好の機会となります。

参考までですが、箕面市が発行する「もみじだより(2016年4月号)」に掲載された「箕面子どもステップアップ調査」についての記事には、「地域の行事に参加している子の学力は、参加していない子に比べ高い」と言及されており、ボーイスカウト活動への参加が推奨されています。

また隊長やリーダー等とのコミュニケーションも活発に行われますので、普段関わることが少ない世代を超えたコミュニケーション能力を培うことが出来、学校を卒業した後の社会人として生きていく力となります。

ご家庭によっては、受験時期等の活動参加がしづらい期間は休隊し、受験終了後に復帰される方もおります。